20分で美味しい米が炊ける。バーミキュラのホウロウ鍋を一年間使った感想をシェア。
我が家にはかの有名なバーミキュラの鍋が2つあります。
愛知ドビーという、社名にもある通り愛知県にある小さな鋳型屋が社運をかけて開発したのがこのバーミキュラ。
鍋と蓋が紙一枚の隙間なく密着するという、
ホウロウ鍋には常識外れの精度で作られており、料理の水分や旨味を逃さないのがウリ。
有名なのは「無水」カレーですね。
水を一切入れず、野菜から出る水分のみで作られたカレーは、野菜の甘みがたっぷり出て確かに美味しい。
同じホウロウ鍋のルクルーゼの鍋もありますが、確かにコチラは隙間が空いています。
鉄鍋の上にホウロウをかけて、定着させるためにもう一度焼きを入れるんですが、この時にどうしても金属がゆがむらしんです。
それを、金属の配合、焼成温度、釉薬の種類などを工夫して、7年がかりで完成させたそう。
そんな開発エピソードに感化されて購入してみたバーミキュラ。
カレーやポトフなどの煮込み料理はとても美味しく出来上がります。
鶏肉なんかもいい感じに仕上がるらしい。
でも、それ以上に感動したのが、「お米」です。
バーミキュラで炊いたお米があまりにも美味しく、我が家は電気炊飯器を手放しました。
お米用に毎日使うので、もう一つ煮込み用を買い足したほど。
炊き方もとっても簡単。
料理のセンスが無いと自負している私でもできます。
吸水させたお米を強火にかけて7分。
こんな感じに、沸騰して吹き始めたら弱火にして7分。
さらに蒸らす為に火を止めて7分。
最後にシャモジでかき混ぜて、水分を行き渡らせたら完成。
約25分でツヤツヤのお米が炊き上がります。
ジャーン。・・・写真じゃ伝わらない。
少し値段は張りますが、とてもゴツくて、一生使えそうです。
5年ほど前に購入したルクルーゼは、何度も焦げ付きを経験して
底のホウロウがだいぶ薄くなってきてしまいました。
もちろん、ちゃんと手入れをすればルクルーゼも長く使えるものだと思います。
ただ、バーミキュラはもっと長く使えそうで、高いけど良い買い物をしたな、と思います。
我が家には22センチと26センチがありますが、26センチはだいぶ大きい。
チキンの丸焼きとかできそう。
家族が4人までであれば、とりあえず22センチで事足りると思います。
バーミキュラ オーブンポットラウンド 22cm マットブラック SUMI(炭) スミ
- 出版社/メーカー: バーミキュラ(Vermicular)
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最近は忙しいご家庭用に、お米を炊く為のタイマー付きの商品が出たようです。
バーミキュラ ライスポット ソリッドシルバー RP23A-SV
- 出版社/メーカー: バーミキュラ(Vermicular)
- 発売日: 2016/12/01
- メディア: ホーム&キッチン
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こちらも売れているようですが、自分で炊くにしても上記の通りの作業なので、
費用対効果を考えればまずは通常のお鍋で十分かと。
米が美味しいと、家での食事により一層幸せを感じられます。
ということで、バーミキュラは本当に買ってよかった!と感じる調理器具でした。