頑張れば30分でできる、CBR600RR(PC40)のオイル交換
カウルが知恵の輪で交換のハードルが高いと言われるホンダのバイク。
そのホンダのフルカウルバイクCBR600RRのオイル交換をしたので共有します。
尚、年式は09年の中期と呼ばれるものでアンダーカウルの形状がそれまでの初期と少し異なりますが、基本的にネジの配置などは同じだと思います。
頑張れば30分程度で作業を終えることが可能ですんで、ちゃきちゃきと交換していきます。
今回はオイル交換のみ、フィルター交換無しですので、バイクの右側のカウルのみ取り外します。
使う工具は少なく、12ミリのソケット、5ミリの六角レンチ、そして+ドライバー。
ドライバーはできれば写真のような柄の短いものほうが作業しやすいです。
まずはカウル下の後部の六角ビスと、前のプラスチックのプラスネジを外します。
これは下部後ろ側ですね。汚い。
続いてフロント周り。ちょっと分かりづらいです。
カウル下のこのあたりに、フロントカウル下のプラスチックのネジ2本と、その奥にボタンのようなポッチがあります。
プラスチックのネジは、ネジを緩む方向に回していくと少し頭が出てきますので、そのまま引き抜きます。
写真真ん中あたりの奥のポッチは、きのこのような頭の段差にマイナスドライバーを差し込んで優しくヒネると、カチッと頭が飛び出します。
これでロック解除になります(取り外す必要はありません)
あとは、カウル側面の六角ネジを手当たり次第外していきます。
先にフロントを外しておかないと、この六角を外したときにカウル全体に変な力がかかってしまいます。
また、六角のうちの一本だけは、前後のカウルを繋ぐためのネジになるので、取り外さなくてもOKです。
(写真中央あたりのネジです)
ラジエータ下辺りのネジだけは、左側も外しておくと作業がしやすいです。
これでカウルが取り外せますが、ウィンカーのケーブルが裏側で繋がているので気をつけてください。
オイルが出ているあたりに12ミリのネジがあります。
レベルゲージまでオイルが入ったのを確認したら、一度エンジンを20秒ほど掛けます。
すると、抜けていたラインにオイルが行き渡り、レベルゲージから見えなくなるので、再度継ぎ足し。
もう一度エンジンを同じようにかけて、止めてから5分ほど待って確認。
レベルゲージの間にオイルが来ていることを確認したら、オイル交換完了。
先ほどと逆の手順でカウルを取り付けていきます。
特に、フロント周りのこのあたりのツメが割れやすいらしいので、注意してつけてください。
オイル交換で取り外したのはこれぐらいの本数のネジ。
ネイキッドに比べれば手間はかかりますが、慣れればあっという間です。
尚、いつもはホンダのG4を入れているんですが、気分を変えてヤマハのオイルにしてみました。
Honda(ホンダ) 2輪用エンジンオイル ウルトラ G4 SL 0W-30 4サイクル用 1L 08235-99961 [HTRC3]
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ヤマハ(YAMAHA) 二輪車用エンジンオイル ヤマルーブ スポーツ オイル MA2 10W-40 4サイクル用 4L 90793-32416
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G4でも、アマゾンで安いときは1,500円/本ぐらいの値段で出ています(結構変動しているので、細かくチェックしてみてください)
中古車の値段もこなれている600RR、最近入手された方がいれば参考にしてみてくださいー。