バルミューダのトースターを半年使った感想。チーズトーストとクロワッサンがめちゃくちゃ美味い。トーストは、まあ美味い。
以前から関心のあった、ちょっと高級家電「バルミューダ」のthe toaster。
3,000円でトースターが買える時代に、2万円もする高級家電。
バーミキュラの鍋を使って、少し高価でも、一手間かかった機器は生活を豊かにしてくれる事を痛感し、勢いで購入してみました。
それまであった白と黒に加えて、グレーの新色が追加されており、
我が家のキッチンに合うのはグレーだ!という妻の意見に押し切られました。
(私は黒が良かった)
色々とパンを焼いて見たんですが、感想としては
チーズトースト→全然違う。表面はカリッとしていて、中はジューシー。チーズの伸びも最高!
クロワッサン→焼くと表面のサクサク感が増すし、中はこちらもジューシー、バターの香りが際立つ!
開発者が、雨のキャンプで濡れたパンを焼いた時の美味しさに感動し、再現しようとして始まったというこちらの製品。
水蒸気を庫内に発生させて、外はカリカリ、中はふわふわに仕上げているそうです。
トースター上部に水を入れる口が。
ここに、付属のミニコップで5ccの水を入れます。
すると側面の給水管を通って・・・
下部のボイラースペースに水分が流れ込み、庫内の熱で水が蒸発してパンを包み込むそうです。
そのアイデアに2万!?と購入前は思っていましたが、実際に使い始めてみると温度管理なども細かく設定、制御していることが分かりました。
通常のトースターの様にタイマー設定の間中、電熱線が一定に発熱しているわけではなく、
初めに一瞬強目に発熱して、投入した水分を蒸発させる。
→間は少し弱め
→最後にもう一度、発熱を強めて表面を焼き上げる、
という様な少し複雑な制御をしている様です。
また、左側のタイマー、右側のメニューセレクト、ともにゼンマイ仕掛けではなく、
電子的なスイッチになっており、回すたびに「ピッ」という電子音がなります。
だからどうだ、という話では無いんですが、
機能の希少価値やブランド料だけでなく、こうした部分にもコストがかかっている様です。
いろいろ書きましたが、チーズトーストとクロワッサンがとにかく最高です。
上の二つがあまりにも美味しいため、普通のトーストの感動は正直薄れてしましました。
チーズトーストは本当に、めちゃくちゃ美味しいのでおススメします。
しかし、世の中にこれだけ物が溢れていて、もう満たされている、と感じている時代に、
さらに消費者に「欲しい」と思わせるものを開発できる人って、本当にすごいですね。
不感症にならずに世の中のニーズに敏感になって行きたいものです。