無印良品の豆から挽けるコーヒーメーカー(MJ‐CM1)を約一年使った感想。デザインは素敵だけれども家電としては課題あり。だけど使い続けてます。
みんな大好き無印良品がコーヒーメーカーを開発しました。
この時の開発秘話は発売前にガイアの夜明けにて特集され、
無印ファンの我が家ではすぐに購入を決定。
その時は生産が追いついていなかったらしく、2ヶ月ほど待たされました。
・コーヒーは豆から入れたほうがうまい。
・豆はカッターミルではなく、石臼ミルの方が熱による変性が無くうまい
・お湯は入れる温度が重要
・お湯の注ぎ方も重要
こうした重要な項目を全て機械がやってくれるのがこの無印コーヒーメーカー。
フィルターは通常の市販のものを使うことができます。
割と家電メーカーって、こうした細々とした消耗品に専用品を入れようとする印象があるのでプラスです。
実際に飲んで見ると確かに美味しい。
美味しいというか、自分たちがお湯を沸かして入れたコーヒーよりも、味が安定している。
今日は濃いかな、薄いかな、といったドキドキが無くなります。
あとはデザインがすっきりしていて良い。
パナソニックなどが機能的に良さげなコーヒーメーカーを出しており、検討もしたんですが、
どうしてもデザインがこちらの方が好みでした。
ただ、良いことばかりではありません。
⒈豆が落ちない=目が離せない。
多くの購入者が言っていることですが、確かに豆が落ちていかない。
上部に豆を入れるスペースの傾斜が緩く、指で突っつかないと落ちて行きません。
一応タイマー機能もありますが、かなりの確率で豆が落ちないので、目を離して使うと、豆を挽き切らず薄いコーヒーが出来上がってしまいます。
2.豆挽きの音がうるさい&長い
なかなか盛大な音を立てます。
朝、子供がテレビを見ているときに豆を挽こうものなら、「うるさいー!」と怒られてしまいます。
そして1〜3杯まで入れる量を指定できますが、引いている時間が同じなんじゃないか、と思うほど、引き終わったあとも「ウィンウィンウィンウィン」と回っています。
この問題は、豆挽きとお湯を入れる工程を別で行うと軽減できます。
メニューのうち、一番上が豆から挽いてコーヒーを入れるボタン。
でもこれを押すと、盛大に長時間ウィンウィン周り続けてしまいます。
そこで、下から二つ目の豆挽きボタンを一度押し、豆が弾き終わったタイミングで一度切る。
続いて下から三つ目の粉から入れるボタンを押せば、五月蝿い豆挽きタイムを最小に抑えられます。
3.スリムに見えて、割とスペースをとる。
給水タンクは右側から取り外し、フィルターは左に開いて取り付け、という事で、機械の右と左の両方にスペースが必要です。
もしかしたら、熱を持つ機械なので壁に密着させない為の工夫?なのかも知れませんが、合計して約40センチ程の幅が必要です。
5.掃除が面倒。
ミルの中に盛大に豆がたまります。
使い古しの歯ブラシでサッと綺麗に。
ミルからフィルターに落とす経路にも豆が詰まります。
こんな感じでティッシュを通してあげて掃除。
お湯を注ぐ周辺にも豆が付着します。
ここもふきふき。
ということで、味にこだわる人は毎回、うちはそれほど拘らないですが、それでも月に二回は掃除をしてあげないと精神衛生上良くないです。
と、散々課題を申しましたが、それでも気に入っています。
実はつい先日、給水ポンプに不都合が発生し新品交換になりましたた。
折しも「マツコの知らない世界」でパナソニックの機械が推されており、「買い換えるか?」という話になったのです。
パナソニック 沸騰浄水コーヒーメーカー 全自動タイプ ブラック NC-A56-K
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- 発売日: 2014/10/20
- メディア: ホーム&キッチン
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番組では詳しい方が上記モデルを薦めていました。
無印モデルの問題として挙げたミル周りも自動的に洗浄してくれるそうで、パナソニックは流石なぁと。
それでも、いかにもプラスチッキーな家電で、キッチンに置きたくないので、無印の品が継続利用となりました。
全自動コーヒーメーカーと思って使うと何かと手間に思ってしまいますが、
自分でミルを引いたり、お湯を沸かしたりすることを思えば、確かに楽になる。
それぐらいの気持ちで購入すると、幸せになれると思います。
続編:高級扇風機も買っちゃいました。
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